リフォーム前
昭和の合板の壁に壁紙を、タイルの上にフロアタイルを貼るリフォームをした。
作業前に消臭したくて重曹をを購入。粉の重曹を床にふりかけ、水に溶いた重曹を壁に塗っておいた。数日放置で消臭完了したので重曹、かなりおすすめ。
物置の修理
トイレの柱の一部と物置の枕木に虫食いが発生していた。殺虫&防虫スプレーを入念にして作業に取り掛かる。
長期的な保守にはちゃんと柱を取り替えた方が良いらしいが、コンクリで下支えを作り直す施工例もみたので手軽さからモルタルで埋めることにした。
インスタントセメントを使用した。
- 冬ならぬるま湯で捏ねる
- 早く乾燥しすぎるのを防止するためにシートをかける事がある(冬のせいかインスタントセメントなのに何日も乾かなかった。そこでストーブで乾かすことにしたが(!?)、多少置き場所にこれを考慮。とりあえず割れなかった。)
小学生の時、お手伝いで捏ねたことはあったが、おとなになってやってみるとまた新しいことが学べた。
枕木は簡単に取り替えられそうなので、新しい枕木を入れる。
塗装をする。
余ったフロアタイルを敷いて物置は完成とする。
壁
可愛い感じの布風な合板ボードが使われていたが、今回はこの上にグレーの壁紙を貼ろうと思う。
なお、赤外線リモコンを設置するなら暗い壁紙だと動作しない可能性があるので注意。
トイレの壁紙を暗くすると
— 矢倉まり (@yagura_mari) February 12, 2021
赤外線のリモコンが動かない可能性がある
なるほど、勉強になる。
トイレの壁紙はなぜ白い?ダーク色で驚きのトラブルが!? - 住まいノートhttps://t.co/N0H5aSeJul
タイルを剥がす
壁にも1段タイルがついていた。壁紙を貼りたいので、タイルをスクレイパーとハンマー剥がし、マルチツールのブロック用ブレードで平になるように削る。
パテで平にする
昭和の合板同士の隙間・ズレが平になるようにパテを塗っていく、最低2回ぐらい繰り返す。板がいろんな方向にうねっており、平に見せるのはかなり難しい。
壁紙を貼る
肝心なグレーの壁紙を貼るシーンを一枚も撮影していなかった。使用した壁紙はリビングのアクセントクロスと同じ壁紙です。結構パーツが細かくてカットが大変だった。
全方面グレーの壁紙だと暗いので、便器の後ろの壁だけ大理石シートを貼ることにした。スジが付きやすいけどリアルな見た目で悪くない素材だった。
ロールの紙を購入したことがなかったため、必要な長さのぴったりぐらいを買ってしまった。芯の最後の一巻きはシワシワで使えない想定で購入する長さを決めるべきだった。クセは伸ばせたが、シワは伸びなかった。
コーキング
全方位の壁紙を貼り終わると、マスキングをしてコーキングを絞る。
十字などの交差点は、縦横どちらかだけコーキングをして乾燥させてから、もう一方を施工するべきだった。大着して縦横同時にコーキングをすると手やヘラで均す時・マスキングを剥がす時にコーキングが汚くなります🤪NG例↓
床
便器を撤去するとこんな感じ、下水の臭いが上がってくるので必ずガムテープ等で臭いが上がってこない用に蓋をする。
昭和なトイレは床も水洗いする設計になっているのか排水溝がついている。お部屋のように洗い流さない想定のトイレにすることにしたので排水溝はガムテープで埋めてしまう。
さらに水が流れるように傾斜があるので、傾斜をなくすためにモルタルを乗せる。
そして、その上にフロアタイルを貼る。
今回は東リのフロアタイル。「ロイヤルストーン コンクリート(PST2053)」を使った。
2x4で敷き詰めるのではなく、縦長の方の両サイドに半分にカットしたタイルを使った。このように奇数の枚数になるように割り付けるとおしゃれで、落ち着きがよくなった。
フロアタイルのボンドが乾いたら外に出してた便器を戻して完了。
さいごに
これ以外にも、窓枠・物置の戸・扉を黒く塗装している。また、便座は新しいものに取り替えた。天井と便器はそのまま利用。
居酒屋のトイレにならないか心配だったが、落ち着く空間となった。
ただ暗くならないように高級感を意識して、大理石シートを貼り、トイレットペーパーホルダーは金色のものを使った。
トイレットペーパーホルダーの相場が3000円ほどで中には1万円するものも少なくなく、新しい世界を垣間見た。おそらく多く流通しないためであろう。仕方がない。
価格にひよって自作も考えたが、要所に魅せ場があると簡単に高級感が出ると思い、ここはおしゃれなものを購入することにした。
今日もご安全に!